こんにちは。
神戸の街を散歩していると結構、いろんな教会があるのですが、教会のポスターに○○神父説教とか、○○牧師説教とか、書いてあるのですが、なんで同じ教会なのに神父さんって言ったり、牧師さんって言ったりするのか、疑問に持っている人が多いかもしれません。
神父さんと牧師さんについて説明していきます(^O^)/
神父さんと牧師さんの違い
神父さんと牧師さんの違いは、カトリックの場合は、神父さん。プロテスタントの場合は、牧師さんと呼んでいます。
神父さんは、秘跡というものの一つ、「叙階の秘跡」を受けて神父となっています。
※秘跡をわかりやすくいうと儀式です。カトリックには大きい秘跡は7つあります。
(洗礼、堅信、聖体、ゆるし、病者の塗油、叙階、結婚)
カトリックでは、神父は神に捧げらた奉仕職という意味あいがすごく大きいと言えます。
神父さんは、牧師さんと異なり、生涯独身を守り、家族を持っていません。これは、カトリックの決まり事で神父さんは、男性で終身独身でなければならないという決まりがあるからです。そういうことから、女の神父さんはいらっしゃいません。
※結婚については、たまに例外があります。プロテスタントの牧師をやっていた人が結婚していて神父さんになったというパターンの場合は、結婚している場合があります。
そして、ミサ祭儀を行うため、司祭と呼ばれています。
牧師さんについては、教会を管理を行っている人という意味合いが大きいです。そして、神父さんと異なり結婚することは可能です。
仕事の違い
神父さんは、ミサ(集会祭儀)を基本進行をしていきます。わかりやすくいうと、完全に仕切ってやっていきます。なので、説教とかも神父さんが行って、信者の信仰の手助けをおこなうという形になります。
牧師さんは、代表という形なので、信徒全体で集会祭儀を行います。なので、集会祭儀の進行を信徒が代わる代わる行います。
その集会祭儀では、信徒が信仰の話しをしたりして信仰を分かち合うことで、信仰を高めていっていくという形をとっているところが多いようです。
神父さんと、牧師さんになるのにどれくらいの時間がかかるのか ?
神父さんになるためには、最低10年ぐらいかかるようです。神学校に6年通って、助祭になり、そして神父さん(司祭)になるので、かなりの時間がかかるようです。
牧師さんの場合は、神父さんに比べて、短めで2、3年勉強をして牧師になる人が多いようです。
調べてみると、意外と違うことがわかりました。これで、あなたは、教会通ですね~(^O^)/
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